記事詳細
“伸子節”全開!消費税問題で菅首相を“一喝”
内容:
菅直人首相(63)の夫人・伸子さん(64)が1日、ファーストレディーとして地方応援行脚をスタートさせた。愛知県安城市で、同県選挙区の安井美沙子氏(44)の応援で“第一声”。民主党は3人区の愛知に新人2人を擁立しており「2名とも通るようにパワーを注入しました」と好感触だ。2日以降も四国、北陸など全国を駆けまわり、菅首相を上回る激しい舌鋒(ぜっぽう)を披露する。
JR安城駅前に姿を現した首相夫人。大音量のマイクで「第94代総理大臣夫人」と紹介されると、「総理、総理とあまり言われたくないですね。1か月前はなんでもなかったから」と漏らした。
外交デビューしたカナダ・トロントサミットから帰国したばかりだが「選挙中は応援するのが私の仕事。本当はサミットなんて行ってる場合じゃなかったけど、行かないと週刊誌に根掘り葉掘り書かれるから」。約300人の聴衆を笑わせ、つかみはOKだ。
民主党が掲げる消費税10%への増税についても言及。「食料品にはかけてほしくないと菅に言ってます」。首相を“一喝”したことを明かした一方で「このままじゃ財政が持たないので、考えざるを得ない」と複雑な一面をみせた。政権交代後の国民心理を、自民党を「雨漏りもするボロボロな家」と例えて「引っ越した先の民主党は仮設住宅だけど、仮設住宅は屋根もあるしご飯も作れる。もうちょっと住んでみて。あの(自民)党は雨漏りも直ってませんよ」と、約4分間の“伸子節”は絶好調だった。
サミットでは着物姿を披露したが、この日はグレーと白のボーダー柄スーツで登場。同世代女性に「着物姿がきれいでした」と褒めちぎられたが「選挙は戦いですから」と、全国を走り回るため“戦闘服”で臨んだ。党が発表する幹部・閣僚の遊説日程には、首相夫人として伸子さんの予定も記載。07年参院選では鳩山由紀夫前首相の妻・幸さんと遊説団体「Oh!勝ってレディース」を結成するなど抜群の発信力に党も期待を寄せている。
移動中は関係者が付き添うのみでSPなどはつかず、新幹線は「普通車」と庶民的。先月30日には地元の東京・武蔵野市で遊説し、ファーストレディーとしての応援活動を開始した。2日に香川と愛媛、3日には富山、4日は石川、福井と激戦区を中心に全国行脚する過密日程だが「疲れても最終日まで走ります」と、夫の援護射撃を続ける。